山道の楽しみ方

鬼軍曹は、山道が好きです。
山道をえっちらおっちら歩いて、ちょっと大変かもしれませんが
自分の足でたどりつく喜びがあるからです。
これぞ、秘湯の温泉！という醍醐味があるような気もします。
そして健康にもいいです。普段できない（あまりしていない）運動を自動的にできます。
自分はまだまだ歩けるぞ、という喜びをかみしめることができます（大げさか）
そして誰もいなければ、ひとり歌を口ずさんで歩く楽しみがあります。
今年の鬼軍曹の山道テーマ曲は「丘を越えて」です。
藤山一郎先生、すばらしい歌をありがとう。元気が出ます。

まず、黒薙駅のホームに立つと（トロッコ電車の先頭側）、目の前に黒薙温泉の看板が見えます。
毎年１１月末に撤去して塗り直し、また翌年４月下旬に設置する大事な看板なんです。

次にみなさんが絶句、または嬌声をあげられる出発点の階段です。
「えーーーー、これ、のぼるのーーーー？？？」という声が多数です。
でも頑張って上りましょう、上れば何かが見える！

上りきったところに、１本目の励ましのお便りが。
内心は「ひーーー、やれやれ(;´･ω･)」といったところでしょうか。
山道にはこのような看板が、旅館到着まで数本立っています。
ひとりでいてもさみしくありません。安心してお進みください。

少し進むと、山道から後曳橋を見下ろすトロッコ電車の撮影スポットがあります。
紅葉の綺麗なシーズンは、カメラマンもたびたび訪れます。

新緑のシーズンの画像も入れてみました。
山道のいいところは何といっても森林浴が思いきり楽しめること。
山道・・・といいながら本格的な登山道ではなく、ハイキングレベルの道なので
スニーカー程度の靴で十分歩くことができます。
画像を見ていただいてわかる通り、ほぼ全面舗装してあります。
谷側にはトラロープを張り巡らしているので安心です。
旅館まで約２０分の間、大きく息を吸ってフィトンチッドを体に吸収しましょう。
もし雨の日でしたら、途中滝のように水が流れる箇所があります。
早足で歩いて凌いでください。
山道の途中に見たことのない花が咲いていたり、
鳥の鳴き声が聞こえてきたりします。
五感を澄ませて、非日常の世界を味わいましょう。