旅館から大露天風呂へ向かう道の途中、
山の斜面に茶色の目立つ植物があります。
葉がないので腐生植物の一種かなと思いつつ、
調べた結果「ツチアケビ」でした!
「ツチアケビ」といえば秋ごろに赤い実を付けているものを
見たことはありましたが、花を見たのは初めてでした。
実を付けた時と、花を咲かせている時とはずいぶん雰囲気が変わるので、
びっくりしましたが、茎をよく見てみると同じでした。
ちなみに「ツチアケビ」の別名が「ヤマシャクジョウ(山錫杖)」と呼ばれます。
錫杖とは、僧や修験者が持ち歩く杖のことで、
花を咲かせた様子が確かに錫杖のようですね。
秋にかけてどんなふうに実がなってくのか観察してみようと思います!