暑かった猛暑の今年。
お盆期間中にご宿泊されたお客様は、あまりの蒸し暑さに驚かれた方も。
黒薙温泉は標高280メートルと、それほど高くないため、避暑地の雰囲気ではないのです。
「おろろ」(イヨシロオビアブ)に襲われて、入浴どころではなかった方、本当にすみません。
歩いていれば、口の中まで入ってきそうなほど体の周りにまとわりついて、
虫がダメな方は恐怖さえ覚えるかもしれません。

夏の黒薙は、8月の1か月間だけはどうしてもいろいろな問題が発生して
お客様にご満足いただけない日も出てきます・・・。

が!
これからは、お風呂も景色も「最高!(^^)!」を味わっていただける季節がやってきます。
今日から5回に渡り、私黒薙の鬼軍曹が黒薙温泉を見どころ、お楽しみどころをご紹介します。
これを知って黒薙に行けば、山奥の秘湯の温泉も安心して過ごしていただけるでしょう。

昨年の画像ですが、
トロッコに乗ってしか行けない秘湯の温泉への景色を紹介します。

トロッコ電車に乗って約5分ほど、トンネルを抜けてすぐに宇奈月ダムが見えてきます。
真っ赤な橋と紅葉とダム湖の緑色のコントラストが大変美しいのです。
(紅葉の最盛期は10月下旬から11月のはじめです)
湖面橋

乗車されている皆さんは、ここで「わぁ~」っと一様に歓声をあげていらっしゃいます。
風をうけて進むトロッコ電車は本当に気持ちがいいです。
これからの旅のワクワク感と、今まで見たことのない景色に、心躍ります。

トロッコ車中

ゆっくりのんびり、トコトコと列車が進んでいくにつれて、深い峡谷の中に入っていきます。
9月はまだ普通電車(窓なし)でも大丈夫ですが、10月からは窓付きのほうがよろしいかも・・・。
山奥に進むにつれてだんだん寒くなってきますから。
でも風を切って、自然と一体感を味わうなら窓なしの普通電車をおすすめします。
風よけの防寒着はご準備くださいね。

後曳橋

さて、宇奈月から約25分の乗車で黒薙駅に到着です。
峡谷一深い谷で、あまりの高さに後ずさりするほど怖いので「後曳橋」と名がついているとか。
撮影スポットなので、みなさん一斉にカメラを向けて撮っていらっしゃいます。

黒薙温泉へは、この駅で降りてください。

では、ホームを降りてどこへ行けば温泉へ行けるのか。
続きは明日。