昨日は、旅館で出す「わらび」を採ってきました。

わらび

このにょきと生えた「わらび」を適度なところで折って採っていきます。

そして、採った「わらび」は塩漬けします。

わらびの塩漬け

樽に「わらび」を敷き詰め、たっぷりと塩をかけていき、

最後は重石をのせて完了です。

わらびの塩漬け

この重石は、長年使われてきた重石でかなり重いです💦

この「わらび」の横には、少し前に漬けた「こごみ」の樽があります。

わらびとこごみの樽

少~し多めの量を詰め込んだので、

「こごみ」が樽に収まるように重石3つのせてます。

重さで樽が壊れませんように(。-人-。)

そんな「こごみ」の樽の中は真っ黒な水でいっぱい!!

この真っ黒な水の正体は「こごみ」から出た水分とアクです。

漬けてしばらくすると、水が出てくるのですが、その量は樽からあふれてしまうくらい。

そして、その水はアクによってどんどん黒くなっていきます。

こうやってアクの強い山菜はアクを抜き、長期保存するのです。

そんなアクの水の中にある山菜も黒くなるのですが、

うまく塩出しをすると元の色に戻ってしまうのです。

昔から伝わる山菜のアク抜きと保存の方法は素晴らしいものです。